「〇〇を支えてそうな技術 #1」を開催しました

April 28, 2024

〇〇を支えてそうな技術 #1」という発表イベントを「あかあおみどり」という組織と共同で開催しました。発表内容は情報系に掠っているものならなんでもよく、「支えてそう」の判断は独断と偏見でよいものとしていました。

本稿では、まずはじめに本イベントや「あかあおみどり」を概観します。次に、本イベントの開催経緯を説明し、イベント参加者数といった数字を中心にイベントをふりかえります。そして僕自身の発表内容をスライドを添付する形で紹介し、最後に個人的な感想をまとめています。

「〇〇を支えてそうな技術 #1」とは

普段何気なく利用しているものでも、裏側にはそれを支えている技術があります。例えば、今あなたがこの文章の閲覧に利用しているであろうブラウザの裏側には、プログラミング言語やネットワーク、セキュリティといった幅広い技術が存在しています。

「そのような技術を知るのって有意義じゃない? みんなで話し合おうよ!」

本イベントはそんな会です。

上記の文章は本イベントの connpass 応募ページから引用したものです。これに全て詰まってます。

少し補足するならば、本イベントは情報系技術を扱うものですが、ターゲットは情報系の方だけでなく、そういった技術にちょっと興味があるよーといった方も含まれます。技術について広く浅くワイワイ喋れると楽しそう!といった想いが根底にあります。

「あかあおみどり」とは

イベントやコミュニティのクリエイター集団です。2024 年 4 月 1 日に発足したての出来たてほやほやです。

本イベントは、あかあおみどりから代表の赤神さんときょーちゃん △ の 2 名から運営として支援していただきました!

イベントの立ち上げ経緯

赤神さんに唆されて。 というのも、以前に対面 CEED というイベントに参加したとき(参加記)、赤神さんから「情報系のイベントやらない?」的なお誘いがあり、なんか楽しそうだしやるか〜と返したのがきっかけです。個人的にイベント運営を経験してみたかったのもあります。

というわけで当初は僕の趣味でもあるプログラミング言語に関して話すイベントでもやろうかなと考えていました。しかし、企画を煮詰めていくにつれ、テーマをプログラミング言語に絞ると専門性の向上が予想され、あかあおみどりの前身的な組織 CEED が大切にしている「広く浅く学ぶ」という理念に反するなと感じるようになりました。また、プログラミング言語について深く話すイベントならすでに存在していて(e.g.「関数型プログラミング(仮)の会」)、その二番煎じ的なイベントをあえて CEED でやる必要があるか?とも考えるようになりました。

そのような考えのもと、情報系の人間が好きがちな「〇〇を支える技術」のノリで、もっと緩くて広く浅く話せそうな「〇〇を支えてそうな技術」というテーマを思いつきました。このテーマに赤神さんが結構食いついてくれて、そこからはトントン拍子にイベントの準備が進んでイベント開催を迎えることができました。

なお、このテーマは飲み会に参加するためトコトコ歩いている時に出てきた案です。散歩は偉大ですね。

数字で見るイベントふりかえり

  • 発表数
    • 4 件(内、運営 2 件)
  • 参加者数(connpass)
    • 14 名
  • YouTube Live 最大同時接続数
    • 9 名
  • 発表トピック
    • Erlang / 楕円曲線暗号 / コンテナ / 早押しクイズ

すごい!!

なお、欠席者の分は上記に含めていません。

発表内容

僕は「Nintendo Switch を支えてそうな技術に託けた Erlang 紹介」というタイトルで、Erlang というプログラミング言語を紹介しました。発表スライドは以下:

趣味ではずっと型システムにハマっていますが、本業の研究では実は Erlang でなんやかんややってて、修士を修了したタイミングでもあったので Erlang を題材に話してみました。

感想

取り留めない感想です。

たくさんの人が参加してくれて嬉しかった

これに尽きます。イベントを公開するとき、参加者 0 人で枕を濡らすことになるんじゃないかと不安でいっぱいだったんですが、全くの杞憂で本当に嬉しかったです。友人や後輩もたくさん遊びにきてくれて、心の中ではどっちにしろ大号泣でした。イベントアンケートを見る感じみんな楽しんでくれてたみたいで、泣きながらブレイクダンスしてました。

connpass からの参加者が 14 名もいてくださったのも大感謝なのですが、YouTube Live の方も最大同時接続数が 9 名とのことで、大感謝を超えてウルトラ感謝です。なんと YouTube Live の導入はあかあおみどりの皆さんも初めてとのことでしたが、より多くの方々とワイワイできて嬉しい限りです。また、上記の数字には直接表れていないですが、Twitter の告知ポスターで盛り上がれたのもよかったです。YouTube Live 配信やポスター作成、SNS 運用といった裏方の仕事を担当し、支えてそうな技術を支えていただいたあかあおみどりの皆さんにもギャラクティック感謝です。

イベント運営大変すぎる

「え、こんなに考えることあるの?」という気持ちです。全部考え抜いたと思ったとしても、プログラムみたいにテストできないので、その運営方針で本当にイベントが回るか常に不安でした。 静的解析もムズそう。 しかもイベントをより盛り上げようと思ったらできることが無限にあるので考えること爆発です、ヤバすぎる。個人的に運営が最強だと思ってるイベントがいくつかあるのですが、それとの距離の遠さを打ち付けられた会でした。

イベント運営大変すぎる話に関連して、僕の準備不足が目立っていた点はかなり良くなかったなと考えています。今年度から上京して社会人として働いていて、思った以上に自分の時間が減ったのはありますが、イベント準備期間に余裕を持たせたり、自分の発表を 15 分枠にしたりとできることはあったのかなと思います。多くの人の支えがあって成り立っているイベントなので、準備不足で迷惑をかけてしまった点は本当に申し訳なかったです。僕は優先順位をつけて何かを捨てるのが苦手で全部やろうとしがちなんですが、全部できるほど優秀ではないので、マジで優先順位付けを訓練していくしかない。

ハンドルネームが進化した

本イベントのポスターに僕のハンドルネームが載るにあたって、名前が「Show(暫定)」から「Show」に進化しました。ずっと暫定なのもおもろいなと思ってそのままにしていたんですが、流石にそれだとポスターに載ったときダサすぎたので考えを改めました。

今後も「Show(暫定)」改め「Show」をご贔屓にどうぞ。

まとめ

最高のイベントでした!! 初めてがてんこ盛りで最高だったし貴重でした。本イベント 2 回目の機運はあって、もう少し発表テーマを絞ってみる?とか隔月開催にする?みたいなアイディアは色々出てきているので、乞うご期待いただけると幸いです。今すぐ支えてそうな技術公式アカウントをフォロー!

またみんなとワイワイできるといいな! ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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Written by ajfAfg.